アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)尾崎博士の人生振り返り(就職後その1)

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就職してからは長くなるのでかいつまんでお話しいたします。

  • 真意がわからない、気が利かない

アスペルガー症候群の傾向として、「素直に受け取る」という傾向があります。何ら問題ないように思うでしょうが、特に日本ではストレートにいわず「暗にいう」文化があるので、遠回しに指示やお願いする傾向があります。この「遠回し文化」はアスペルガー症候群の人にとってはやっかいです。たとえば10ページの資料を20部コピーをとってと上司にいわれてその通りにしたが「何でホチキスで止めてないの?」といわれます。私が経験したことで、「これ、やっちゃって良いですか?」といわれ「良いですよ」といったら、「あの人はやってくれない」と陰口をいわれました。

アスペルガー症候群の傾向があると「額面通りに受け取る」傾向があります。裏に隠された意味や、「そのぐらいの気遣い」が理解できません。アスペルガー症候群の障害者の多くが「その通りにやったら、なぜか怒られた」という経験をお持ちではないでしょうか。

ストレートに物事を言わないのが美徳とされている日本では、アスペルガー症候群だと「生きづらさ」を感じてしまいます。
  • 騒音が苦手・照明が苦手

騒音が苦手というのは誰でもあると思いますが、アスペルガー症候群の障害者にとって「騒音」はとてつもなくストレスになります。アスペルガー症候群の障害者の人はおそらく「掃除機」ではなく、モップで掃除をしている場合が多いのではないかと想像します。

また、空調がうるさいところでは、一日中ストレスを感じてしまいます。

デジタル耳栓を使っていた時期もあります。(ノイズキャンセルしてくれる耳栓)

騒音の中に「人の話し声」も含まれます。私は朝早く会社に行って1人でこなす仕事は人のいない静かな時間帯に行います。また、後述しますが、電話などで邪魔をされないので、朝早く会社に行くようになりました。(邪魔が入ると元の作業に戻ることが難しい)

  • 1つの仕事をしているときに、邪魔が入ると、元の作業に戻るのに苦労する

先ほど話したように、朝の時間の活用は騒音以外にも、電話で邪魔をされない。という要素も大きかったです。集中していると周りが見えなくなる傾向がありますが(名前を呼ばれても気が付かない)いったん集中が強制的に電話などで切られてしまうと、何をどこまでやっていて、これから何をするのか、集中前の状態になかなか戻れません。

私も集中しているときは人から名前を呼んでいたことにまったく気がつかず、肩をたたかれました。この肩をたたく、もしくは、体に触れられるのは非常に不快感があり、肩をたたかれたときは、痺れて、切り離したくなるぐらいの嫌悪感を感じました。(感覚過敏で、体を触られることが非常に嫌なアスペルガー症候群の方はいっぱいます)

仕事を中断させられると、元の作業に戻ることが大変なので、仕事は1人で行うような仕事が向いています。逆に言えば、邪魔の入らない環境下での集中力はとてつもなくすごく、就職面で「個で行う業務が多いか」「多人数で行う業務が多いか」を把握しておく必要があると思います。IT業界ではSE職は向きませんが、プログラマ職に向いていたりといった傾向があります。

  • KY(空気読めない)

その場がどのような雰囲気で、ここではどのように発言すればいいのかわからないことが、たまにあります。(私の場合)

会議の場で「前それ言ったでしょ?」と言われたんですが、覚えていなくて「記憶にありません」と回答しました。(まず、言葉のチョイスが自分の琴線に触れたフレーズになるのはアスペルガーの特長でもあります)そうしたら「ちゃんとメールで送った証拠があるから!」と激怒されました。まず、「記憶にありません」という言葉のミスチョイスとその場では事実を話してはいけなかったのかと思います。お茶を濁して「すみません。実行していなかったです」というのが正解だったかもしれません。しかしながら、証拠のメールとやらは二年半前の1通のメールで、文章化されていなく、特に議論もされていないような内容だったので、その1通のメールを覚えていろ! というのはあんまりだと感じました。

私はそれほどKYでないと思いたいですが、はたから見るとやはりその傾向があるみたいです。興に乗ると場をわきまえない発言をしがちです。

KYなのは、暗に言っていることがわからない ことと通ずるものがあり、雰囲気や、人が何を考えているのかを読み取る能力が低いために起きます。

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